2005年03月

2005年03月22日

木材から食料ができる?

きのこも木材から食料を作ることができますがそれとは違う話。

江崎グリコが植物を構成するセルロースからでんぷんの成分であるアミロースを高い効率で生産する技術を世界で初めて開発したそうです。
セルロースの地球上での年間生産量は穀物の50倍あるのですがそれを食料や工業材料に換えられる可能性ができたということですね。
これはすごい。

きのこを発生させた後の廃オガは再利用せずに廃棄している場合が多いはずなのでこの技術をぜひ応用してもらいたいものです。

しかし一見これで食料危機を解決できそうに思えますけどどうなんでしょう?
本当に食料危機が来た時、廃材以外の資源からも食料を作る様になるんじゃないでしょうか?
そうなればますます緑が無くなり状況が悪化するような気が・・・

2005年03月18日

トイレットペーパーできのこを作る〜1ヶ月経過〜

0ef90e27.jpgすっかり忘れていたトイレットペーパーできのこ栽培に挑戦〜2回目〜ですが1ヶ月経過しました。
白くてなんだかよくわかりません。
これだとあまりトイレットペーパーでやる意味がないような・・・

しかし、さすがに米ぬかを加えただけあってばっちり菌糸がまわっています。
これならきのこが生えそう。
後は発生操作をすれば10日間ほどで収穫できるはず。
しかし、残念ながら次回の鍋までには間に合わないかな。

2005年03月16日

キノコ栽培方法2

75f40803.jpg1、キノコ栽培方法1のオガと米ぬかを体積比で4対1の割合でよく混ぜます。

2、水を少しずつ加えながらよく混ぜていきます。
水の量はオガを指で軽くつまんで水が染み出す程度です。水分量でいうと65%なのですが測るのが面倒なので上の方法で大抵OKです。

3、ビンの8分目まで培地を軽く詰めながら入れます。
ゆるく詰めると収量が落ち、硬く詰めすぎるとキノコの菌糸が酸素を確保しにくくなり菌糸の伸長が阻害されます。

4、培地の真ん中に直径1センチの穴をビンの底近くまで空けます。
これは種菌が底まで落ちるようにするためと酸素が行き渡るようにするためです。

5、ビンの口の外側と内側を布できれいに拭き、蓋をします。
ビンの口が汚れていると種菌を接種するときに雑菌に汚染されやすくなります。

6、圧力鍋がある場合は約1時間蒸します。圧力鍋が無い場合は電子レンジで10分間チンすればOKです。ただし培地が1Lを超えるような場合だと爆発するので圧力鍋を使うことをお勧めします。

次回は種菌の接種です。

2005年03月14日

エリンギ栽培15日目

bef63985.jpgエリンギの芽が出てから15日経ちました。
やっとで収穫です。
重量は30gほどです。
このミニエリンギはカレーに入れて食べました。
味はというとカレー味でした・・・。

エリンギは炒めたり煮たりしても形が崩れにくく、かさも減らないので炒め物をするときはエリンギをよく買います。他のきのこの場合は炒めたり煮たりすると縮んでしまうものもあるので比較的料理に使いやすいきのこといえるかもしれません。

2005年03月11日

エリンギ栽培12日目

a9c2fdaf.jpgエリンギの芽が出てから12日目。
前回より少ししか成長していません。
光の当たるところへ移動したのできのこが上向きに曲がってきました。
まだ収穫まで時間がかかりそうです。


2005年03月07日

エリンギ栽培8日目

1ac0c939.jpgエリンギの芽が出てから6日間経過。
やっとエリンギらしい形になってきました。
光が横からあたっていたため横向きにきのこが生えています。

ちなみにこれは米ぬかを栄養源に使っていますがフスマやコーンブランを使ったほうが収量が多くなります。

収穫まであと3〜5日です。

2005年03月04日

きのこ栽培方法1

a328ded3.jpg
今日から3回に分けて家庭で本格的にキノコ栽培をする方法をupしようと思います。

1、材料
きのこを栽培するには基本的にオガクズと米ぬかを材料に使います。
オガクズは保湿と菌糸が伸びる土台の役目を果たし、米ぬかは菌糸の栄養源になります。
キノコによって樹種の適性が違いますが広葉樹のオガクズで大抵OKです。
オガクズは製材所等に行けば手に入りますし、米ぬかはJAで手に入れることができます。
枯木に生えるきのこはこの材料でほとんど栽培できますが、動物の糞や生きた木、腐葉土に生えるきのこは材料や栄養源を変える必要があります。

左上の培養ビンは耐熱性のビンの蓋に通気を確保する為に穴を開け、厚めの紙を貼り付けた物です。これはインターネットできのこ菌糸培養用のものが販売されており値段も自分で作るのとあまり変わらないのでそれを買うことをお勧めします。

中央下は菌糸が伸びたシャーレで、これがきのこの種になります。
このシャーレが雑菌に汚染されているとすべての工程がパーになります。
このシャーレ培地の作り方はまた後ほど・・・

次回は培地作りと滅菌です。


2005年03月01日

エリンギ栽培日記

71290469.jpg写真はエリンギの種菌を植えてから5週間目のエリンギです。
放置して忘れていたのですがもうキノコの芽が出ていました。
初めて見る人にはちょっとグロいかもしれません。

ちなみにエリンギの原産国は北アフリカからヨーロッパ、インド付近でもともと日本には無かったきのこです。エリンギはセリ科植物のエリンギリウムの枯れた根に生えることからエリンギという名前がついたそうです。

ちゃんとしたエリンギに育つまであと10日程度必要です。


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